東京学芸大学パッケージ型支援プロジェクト東京学芸大学パッケージ型支援プロジェクト

大学・学校関係者の方

 国立大学法人東京学芸大学は,大学・附属学校と公立学校との協働による、社会・経済的に困難な状況にあるこどもの支援のモデル開発を行っています。他の多くの大学とその成果を共有したり、また、各大学での取組を共有させていただくことで、全国の大学・附属学校の教育機能と社会貢献機能をより高度化させ、全国の教育系大学・学部がより高度な社会の負託に応えることができるように、その一助としてこのプロジェクトが少しでもお役に立てることを心より願っています。情報の交換や協働的な取組へのお問い合わせなどがございましたら、いつでも児童・生徒支援連携センターにご一報ください。

東京学芸大学放課後児童クラブについて

東京学芸大学パッケージ型支援プロジェクトでは、平成28年度から令和元年度までの間、東京学芸大学附属小金井小学校の児童を対象とした「東京学芸大学放課後児童クラブ」を実施し、放課後を中心とした学校外教育のあり方や人材養成・地域貢献の仕組みについての研究開発を行ってまいりました。
「東京学芸大学放課後児童クラブ」はパッケージ型支援プロジェクトの終了(令和2年3月31日)に伴い一度終了となりますが、東京学芸大学では、令和2年度よりこどモードハウスにおいて放課後教育を実施する事業の業務委託を行い、これまでの研究成果を継承しながら引き続き実践研究を進めていくこととなりました。

 

具体的な研究の内容については、業務委託先の株式会社パソナフォスターが開催する以下の説明会の際にもお話しさせていただく予定です。

2020年
2月29日(土) 10時00分〜11時00分
3月2日(月)  13時30分〜14時30分
3月7日(土)  10時00分〜11時00分

場所 東京学芸大学 こどモードハウス(グラウンド門入って左手、学芸の森保育園右隣です。)
会場が以下に変更になりました。
東京学芸大学講義棟C402教室

 

 

 

CCSS学生メンバーの声(2015年度)

◯A類情報教育2年 山崎浩一朗

学生スタッフが現場に貢献できることの一つとして、教師の校務補助が挙げられると考えています。教師は校務が多くあり忙しいと問題になっています。放課後支援の取り組みを例にすると、生徒の人数に対し、顧問の人数が圧倒的に足りていない状況です。解決の一因として学生スタッフが補助で入ることにより、教師には余裕が生まれ、生徒はよりよい学習支援を受けることが可能になるのではないかと思います。

◯A類国語科教育1年 菊池香歩

CCSSの活動で小学校の学級に入った際、ある児童が学校のことで普段感じていることを私に訴えかけてきたことがあります。私はその言葉を、小学校側とCCSS側両者に、活動後毎回記入する提出書類を通して共有しました。この経験から私は、児童生徒にとって私たちは友達でもなく教師でもない存在(少なくとも担任の先生とは別の人)であると再認識しました。そのような私たちに対してだからこそ、「いつもは言わない・言えないけれど、考えていることを話してみようかな」と思う児童生徒がいるかもしれません。そして、それは児童生徒の正直な気持ちや本音を打ち明けた言葉かもしれません。そのような児童生徒の言葉を、私たちが学校側と共有することで、児童生徒の理解や現状把握につながったり、よりよい教育のための変化につながる可能性があると思います。私たちが児童生徒と教職員との架け橋になることも、CCSSの活動の一つの役割なのかなと思っています。

◯A類国語科教育4年 石嶋美沙紀

小学校で週に一度、授業内支援に携わっております。CCSSの活動を始めて4ヶ月ですが、他のボランティア活動とは異なる良さを感じています。それは、大学のプロジェクトの一環であることで他学生の学校や子どもに対する見方を知ることができ、多様な視点から学校や子どもを捉えられる点です。異なる専門や背景を持つ学生が共通の目的や認識を持って学校現場に入ることで、子どもたちへの細やかな支援に貢献できているのではないかと思います。

◯大学院修士課程學校教育専攻学校教育コース1年 小関瑠奈

私は小学校・中学校両方の支援に参加しています。小学校では、児童ひとりひとりが落ち着いて学習に取り組める環境作りのお手伝いを、中学校では授業中・自習時間等に学習のアドバイスをしたり、保健室登校の生徒と一緒に学習をしたりしています。CCSSの活動の魅力は、教育実習生とも現場の先生とも違う視点で生の教育現場に接することができる点にあると思います。子どもや先生方から頂いた声は、私自身の大きな励みにもなっています。

「東京学芸大学放課後児童クラブ」が始まります!

この度、平成27年度に実施した全国附属学校調査に基づき、附属学校との連携による学童設置が及ぼす周辺地域への貢献の度合いと、貢献度合いを高める学童運営、業務内容のあり方に関する研究開発を進めるために、平成28年度から、附属小金井小学校等に通う児童を対象とした「東京学芸大学放課後児童クラブ」を、学内の「こどモードハウス」にて開設することとなりました。

この取り組みは、平成27年度中に「NPO法人東京学芸大こども未来研究所」との協働・研究連携によって行われた、放課後児童クラブ実施のための試行的事業「学芸大小金井アフタースクール」の成果を踏まえ、運営主体となる業務委託先と東京学芸大学児童・生徒支援連携センターが連携・協働し、以下のような研究開発活動を行いながら、子どもたちの有意義な放課後の時間を支えようとするものです。

  • 附属学校への学童設置が及ぼす周辺地域への貢献の度合い調査
  • 貢献度合いを高める学童運営、業務内容のあり方に関する研究開発
  • 放課後児童クラブ活動への学生参加を利用した「サービスラーニング」の研究開発

 

「東京学芸大学放課後児童クラブ」に参加されるみなさまがたにつきましては、ご理解とご協力を賜りますようお願いできましたら幸いです。よろしくお願い申し上げます。

学校現場と大学について

kyouikushien 教員養成系大学や教育系学部では,教員・教育支援者の資質・能力を高める工夫された教育プログラムやカリキュラムが多く存在します。こうした取組を,社会の変化に伴って生じる現代的な教育課題といかに適応的で柔軟につないだり、連動させていくのかについては、課題もまだまだ存在します。本プロジェクトでは,将来教員や教育支援者となる学生が,実際に附属学校や公立学校での組織的な教育支援活動に従事します。そこで学生は、学校現場での具体的な教育課題の解決に向けた活動に関わることで、理論と実践が往復し、実践的な知識と技能をより確かなものにすることを目指します。これは、大学・附属学校が積極的に外部と連携し、具体的に社会貢献として学校現場における教育支援活動のフィールドを創出し、その成果を生みだしながら、合わせてその活動への参加体験自体を、教員・教育支援者養成に組み込む取組をモデル化しようとしていることになります。また、そこには学校・家庭・地域との連携やチームアプローチの具体的な姿があります。「動きながら学ぶことのできる」大学のあり方を、本プロジェクトでは問おうとしています。

先生方の声

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